キッズミュージックにできること
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地域に眠っている楽器を掘り
起こし、子供たちにつなげます。その地域の実情にあった子供
たちの演奏団体を作ります。
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どんな子供たちにも
質の高い音楽を提供します。
地域のイベントに積極的に参加。
子供たちと街との
交流を生み出します。
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地域の学校と連携をとり
学校現場の音楽教育の
困りごとにも対応します。
音楽の力で子供たちを元気に
昨今、夢を持つことをしなくなっている子供たちが多いと聞きます。
コロナ禍、戦争、物価高…
大人が翻弄されている姿に、子供たちもそれを敏感に感じ、自信をなくしつつあるのでしょうか。
でも、楽器を吹いたり弾いたりしている時は嫌なことも忘れられます。楽器が友だちになってくれます。そして少しずつ上達することによって自信がついてきます。
それが仲間と一緒だと、もっと楽しい!
私たちは、一人でも多くの子供たちに元気になってほしい。特別な子供たちだけの音楽ではない音楽、街のオーケストラを目指します。
地域に眠っている楽器を掘り起こし、子供たちの成長につなげます。
街に子供たちの楽器の音があふれ 街も元気になりますように!
現在の子供たちを取り巻く社会背景
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《物価高》
経済的格差により、楽器が買えない、レッスンに通えないなどで、音楽が好きでもできない子供たちがいる。 -
《社会的不安》
コロナ、戦争、物価高と次々と起こる社会不安は、子供たちをとりまく環境にも少なからず影響を及ぼしており、そこはかとない不安を抱いている子供たちが少なくない。安心できる空間、時間が必要。 -
《先生方の働き方改革》
学校の先生方の働き方改革により、部活動や音楽活動ができなくなり、楽器がそのままになっているところが多い。また地方には、音楽を指導できる先生がいないなど、音楽の教育格差が広がっている。
キッズ・ミュージック立ち上げまで
2016年、茨城県牛久市内の小学校に眠っていた楽器の存在に気付き、学校にお願いして、その学校の生徒たちを集め、オーケストラ「ひたちのキッズオーケストラ」を結成。
当初、11名からのスタートだったが、2年3年と続けていくうちに、どんどん人数が増え、現在活動しているメンバーは小学3年生~中学3年生まで約30名。OBOGも合わせると50名強の仲間がいる。
週に1回練習。コロナなどで対面練習できない時は、オンラインで練習。
年2回のコンサート。老人福祉施設などに訪問して演奏したり、街のお祭りなどに参加するなど、活動の幅もどんどん広がっている。
楽器を前にした子供たちの目はキラキラしていて、いつも本気で練習している。そして、一生懸命になること、人との関わり合い、自分と向き合うことなどを楽器を通して学び、豊かに成長している。
この様な子供たちを見ていて、この活動を、もっと広めたいという思いに至り、2022年3月「キッズ・ミュージック」を立ち上げた。